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吉田恭子(ヴァイオリン)

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   8月に軽井沢でYEKアンサンブル・アカデミー開催
   未来の音楽家たちにアンサンブルの喜びを教える
   「人と一緒に呼吸をして弾くことが大切」

 05stage01-01_吉田恭子.jpg 「下野さんの指揮と子供たちのパワーに圧倒されました。子供と忘れてしまうほどの素晴らしい演奏でした」「先生方の熱意と、その中で演奏する若い方たちのこれからの素晴らしい未来を願わずにはいられない気持ちになりました」 

  これらの言葉は昨年8月、軽井沢大賀ホールで行われた第1回YEK「若い芽のためのアンサンブル in 軽井沢」の弦楽アンサンブル・コンサートに訪れた聴衆の感想の一部。この催しは、音楽家を目指す小学生から高校生までの子供たちに、ソロだけでなくアンサンブルの楽しみ、音楽を一緒に作る喜びを味わってもらおうという講習会。 

  実行委員長を務める吉田恭子は「音楽というものは人と競うためだけではなく、他の人の音や表現を理解し受け入れ、仲間たちと一緒に作るアンサンブルの中に音楽の楽しみや素晴らしさや感動があります」と話す。 

  今年も8月、YEKアンサンブル・アカデミーとして第2回が開催される。現在、受講生を募集中だ。講師は吉田をはじめ、指揮の下野竜也、ヴァイオリンのダニエル・ゲーデ、チェロの渡部玄一、ヴィオラの鈴木康浩らが務める。 

  「昨年と同じ講師の方たちがいらしてくださるのは、居心地が良かったから(笑い)。練習場所やコンサート会場は軽井沢大賀ホールで、宿泊場所の軽井沢プリンスホテルのコテージから緑の中を歩いて5分ほど。食事も講師たちと一緒で、受講生は先生達を身近に感じられたようでした。朝は山の中を散歩するなど健康的です。私も過去に参加した海外の音楽祭の環境がそうでした」 

  昨年は個人レッスンのほか、チャイコフスキーの弦楽セレナードなどを練習した。ソリストを目指す子たちはどうしても音が大きくなる。楽譜を見るのが精いっぱいで指揮者を見ることになれていない。 

  「人と一緒に呼吸をして弾くことになれていないのです。でもみんな負けず嫌い。先生に指摘された部分は悔しいからコテージに帰ってすごく練習したり、みんなで悪かったところを話し合ったりしています」 

  今回はヴァイオリン16名、ヴィオラ5名、チェロ4名ぐらいを募集する。受講生と講師たちが一緒に演奏するYEKアンサンブル・コンサートでは、モーツァルトのディベルティメントやドヴォルザークの弦楽セレナードを披露する。 

  「夜は花火をして騒いだりもします。まじめな子供たちばかりなのでそういう経験も大事なのでは。大賀ホールのスタッフも感動していました。軽井沢の町の人にも少しずつ受け入れてもらえたらと思います」

 

Kyoko Yoshida

東京生まれ。桐朋学園大学を卒業後、文化庁芸術家海外派遣研修生として英ギルドホール音楽院、米マンハッタン音楽院へ留学。2001年、CDデビューし通算8作リリース。NHK「カラヤン生誕100年特別番組」、テレビ朝日「徹子の部屋」、テレビ東京「みゅーじん」等に出演。全国の小中学生等をクラシック音楽の世界に道案内する巡回教育プログラム「ふれあいコンサート」はこれまでに330回公演を開催、今年10周年目を迎える。オフィシャル・ホームページ http://www.kyokoyoshida.com


こ こ で 聴 く

第2回YEKアンサンブル・アカデミー
8月12日(日)~17日(金) 軽井沢大賀ホール

813日(月)1900 避暑地で聴く室内楽の夕べ
815日(水)1800 未来の演奏家とプロ奏者の饗宴
816日(木)1600 YEK選抜受講生による演奏会

 

吉田恭子ヴァイオリン・リサイタル

521日(月)1900 紀尾井ホール

 ■問い合わせ:Kトレーディング ☎03-6418-1008