
2026.10 vol.353![]()
都市と音楽
サンクトペテルブルク


エリザヴェータ・ウクラインスカヤは、生粋のサンクトペテルブルクのピアニスト。両親はドストエフスキーを講じる文学者で、チャイコフスキーやショスタコーヴィチの生きたこの街の文化のただ中で育った。比類なき伝統を担う音楽家として、演奏と母校での教育活動に取り組む。2025年仙台国際音楽コンクールで優勝し、日本とのつながりも強まってきた。音楽都市、サンクトペテルブルクは、どのように特別な街なのか。寄稿をお願いした。
特集 都市と音楽 サンクトペテルブルク
10 特別寄稿 音楽都市ペテルブルク
エリザヴェータ・ウクラインスカヤ
14 井上道義 ペテルブルクを語る 藤盛一朗
18 松田華音 白夜のペテルブルクを思う
22 風雲児クルレンツィスの魔力 新田愛
24 セメンチュクのペテルブルク、カルメン
26 大作曲家 ゆかりの作品の数々 新田愛
29 ペテルブルクとモスクワ 音楽家列伝 鈴木淳史
32 チャイコフスキーの《スペードの女王》
34 ムソルグスキーのラディカルさ 鈴木淳史
36 リムスキー=コルサコフ フォークロアを題材にオペラを多作 山本明尚
38 プーシキンと歩くペテルブルク 坂庭淳史
40 ベートーヴェン ロシア音楽界交友録 平野昭
42 ペテルブルクを「鼻」がゆく 垣花理恵子
44 ショスタコーヴィチ交響曲第7番 「私には戦争がこう聴こえる」
山本明尚
46 ショスタコーヴィチ ムラヴィンスキーとの絆と故郷への愛 増田良介
49 プロコフィエフ 音楽家人生決めた出会い 菊間史織
50 ストラヴィンスキー 追い続けた故郷 山本明尚
51 民衆のための音楽学校 19世紀に開設 山本明尚
52 ライバルはモスクワ 斎藤もも
55 ロシアの二極性 破壊と建設 新田愛
56 フェスタ サマーミューザKAWASAKI
56 ヴィオッティ=東響のリムスキー=コルサコフ 長谷川京介
57 高関健=仙台フィルのショスタコーヴィチ9番
58 ゲルギエフ、母国で大車輪の活躍 阿部晶太郎
60 若手ピアニスト三羽烏 斎藤もも
62 ロシアの「音風景」 山本明尚
64 「西欧への窓」としてのペテルブルク 江藤光紀
66 秋、日本で出会うサンクトペテルブルク 林昌英
CD&DVDをプレゼントします。詳しくは67ページをご覧ください。
68 特別記事 尾高忠明 ブラームスとラフマニノフを語る
71 特別記事 チョン・ミョンフン&東フィル《カルメン》 岸純信
72 特別記事 兵庫芸文 佐渡裕プロデュースオペラ《カルメン》/
インタビュー:高野百合絵 垣花理恵子
74 特別記事 愛知室内オーケストラ100回定期 権代敦彦の新作カンタータ初演 水野みか子
75 特別記事 神戸市室内管 小林資典指揮で《スザンナの秘密》 藤野一夫
76 特別記事 エクサンプロヴァンス音楽祭 石戸谷結子
78 特別インタビュー 小林沙羅 デビュー20周年リサイタルで《鷺娘》 植村遼平
80 特別記事 バッハ音楽祭&ヘンデル音楽祭 澤谷夏樹
81 公演レビュー
87 連載 東条碩夫の「音楽巡礼記」2026年7月
88 連載 ショスタコーヴィチの生涯 マリーナ・チュルチェワ
90 小山実稚恵のピアノと私 福島県三春町
91 連載 大西宇宙の声の旅 マーラーへのこだわり
92 モーストリー・ディスク・ジャーナル
92 新譜を聴く 96 コレクターズアイテム アーノンクールのボックス 97 先取りレビュー
98 音楽が聴こえる絵 ヤン・トーマス《舞台衣装姿のレオポルト1世》 加藤浩子
99 ニュース・アトランダム
100 連載 モストリ君と楽しむ 音楽よもやま話 神や冥界、死と結びつくトロンボーン 長岡英
101 連載 ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクのウィーン・フィル便り
102 マンスリー・ベルリン・フィル デジタル・コンサートホールにオーディオ・セクション
104 連載 20世紀音楽 ちょっと奇妙なクロニクル 1997年 1998年 1999年 沼野雄司
106 連載 音以上、音楽未満 この世とあの世の割れ目を揺るがしたい… 鈴木淳史
107 連載 いけたく本舗―私が出会った演奏家たち ネヴィル・マリナー(指揮者) 池田卓夫
108 私のお薦めコンサート 岸純信/林昌英/石合力/清宮美稚子
110 連載 知れば知るほどオペラの世界 ロッシーニ《イタリアのトルコ人》 香原斗志
112 連載 音は語る ヴィオッティ、権代敦彦、PMF 藤盛一朗
114 Art/Movie
115 Theater/Ballet
116 FM&TV INFORMATION
118 木管五重奏団「クインテット樹」/BOOK『ヴィヴァルディと私』
119 バックナンバー/コンクール情報
120 読者の声
121 読者プレゼントとアンケート
122 次号予告 編集後記